BLOG-0096 THE NEXT 本郷猛

 平成版の仮面ライダーシリーズでは、複数のライダー、複数のフォーム、複数の装備など、多種の玩具展開とリンクさせようとするスポンサー契約の縛りがドラマの展開を大きく左右したと思う。興行的に不可欠なことではあるが、特に後半戦で顕著となり令和版に引きずっているところは気になる。
 反面、原作版の仮面ライダーをリメイクする動きも現れた。それが、仮面ライダーTHE FIRSTとTHE NEXTである。改造人間に生まれ変わった本郷猛の苦悩や、ショッカーの恐ろしさを描いた作品として、とても興味深かった。両作品とも劇場へ足を運んで鑑賞したが、自分としては、THE FIRSTのバイクアクションがお気に入りだ。最近の作品は、主人公が本来、ライダーであることを忘れてしまっている。一方、THE NEXTの方は、ホラーの要素を加えたことで、フォーカスが外れ中途半端な内容に終始した感が強い。いかにも邦画臭い、ホラーメイクと演出だった。巷では、次にTHE LASTが制作されるとの噂もあったが、シリーズは止まっている。
 脚本や演出はさておき、ダークカラーのライダーデザインや黄川田将也が演じる本郷猛の再登場は嬉しかった。関連のフィギュアもよく売れ、RAHシリーズでも、このTHE NEXT1号やV3は、品薄になった覚えがある。発売当時、V3の購入は見送ったものの、THE FIRST1・2号、THE NEXT1・2号を手に入れた。しかし、TEH FIRSTは合皮のスーツが加水分解で劣化してしまったため、二束三文で売却した。THE NEXTについては、発売時期が少し遅いためか、自己所有の個体はスーツの断片が剥がれ落ちて来るような事態には至っていない。2号は売却したが、この1号のみ手元に残してある。触って関節を動かす勇気はないが、このまま鑑賞するには問題ない。一応、アーマオールを塗布して、劣化が進行しないようにメンテしている。

 ここで紹介する本郷猛は、フィギュア王№252誌上で通信販売されたものである。余談であるが、指定通り現金書留という古式な手段で代金を先払いした。本郷猛の本体に加え、変身ベルトやTNE NEXTの特徴的なダメージマスクが付属している事は魅力的だった。ウェアーには、合皮のジャケットが着せられているが、今のところ劣化は認められない。変身ポーズを持っていない旧1号をオマージュし、マスクオフ状態でディスプレイするためにも、必須のアイテムである。

 

<Toy Data>

Project BM! No.9 仮面ライダーTHE NEXT 1号

 2007年 ¥17,640(税込)

 

・フィギュア王№252 誌上限定 PROJECT BM! 本郷猛(仮面ライダーTHE NEXT Ver.)

 2008年 ¥14,340(税・送料込)