メディコム・トイが用いた型式名を使うと、
①初期型きいろ1期 両手がパンチ マスクは黄色で耳が無塗装(白)
②初期型きいろ2期 右手がチョップで左手がパンチ マスクは黄色<復刻>
※③中期型ライトオレンジ 右手がチョップで左手がパンチ マスクは薄いオレンジ
④後期型オレンジ 右手がパンチで左手がチョップ マスクは濃いオレンジ<復刻>
※③は自分の推測なのであくまでも暫定型式。たまたま、自己所有の個体がこの属性をもつ。オレンジのマスクでもバリエーションがあったと記述するサイトがある。メディコム・トイは、現在調査中とのこと。 また、メディコム・トイは、①初期型きいろ1期の発売も検討している。この版は、過去に未開封の当時モノがヤフーオークションに出品されたことがあり、その時の落札価格は、1,051,000円(2011年1月31日23時20分終了)であった。
◎ 当時の繁忙ぶりを示す貴重な話し
昭和47年頃、タイガーマスクのソフトビニールを焼く(成型することを業界では焼くと言った)工場は数件あって、それぞれが異なるレスラーの金型をもっていた。工場では、8~17時、17~0時という2シフトで焼き続けたが、それでも注文に間に合わなかったらしい。その後に、彩色作業や組立作業も残っている。
出来上がると、袋に入れてカートンに詰めてから小僧が蔵前まで朝5時に着くよう車で運んだ(中嶋製作所は亀戸に位置、だから亀マーク)。ソフビは、かさ張るので小さなトラックではあまり数が運べなかったらしい。朝5時には蔵前の問屋筋も小僧が荷受を待っていて、その日のうちにデパートへ納品する毎日だったという。メーカーの倉庫には入れず工場から直に問屋へ持っていかないと間に合わなく、蔵前では朝来た荷物をその日のうちにデパートへ納品する毎日だったそうだ。とにかく、物凄く売れたらしい。
(引用・参考サイト CUTIES OFFICAL BLOG http://ameblo.jp/cuties-toys/entry-11329878404.html)